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【活動報告】高柳瞭太「旅人として哲学すること」
こんにちは。共生の人間学M2の高柳瞭太です。
10月28日に私がアドバイザーを務めているN/S高研究部でワークショップをする機会をいただきました。
研究部は「学術研究を志す中高生をサポートするコミュニティー」です。ワークショップ当日は、「旅人として哲学すること」というテーマで私の研究とイスラエル/パレスチナ問題の結びつきについてお話しました。その後、宗教や国民国家のあり方、パレスチナの占領とツーリズムの結びつき、安全保障を目的に使われるAI技術や研究倫理の話など多種多様なトピックについて参加者と活発な議論を行うことができました。
ワークショップの活動報告は、N/S高研究部のX(旧Twitter)からもご覧になれます(X @kd_kenkyubu 2023年10月28日)。
私自身、10月12日から11月2日にかけてイスラエル/パレスチナへ渡航する予定でした。この渡航は10月7日以降の情勢の変化に伴い中止となり、様々な偶然が重なって今回のワークショップを行うことになりました。
今日に至るまで、200人以上の人質がイスラーム組織ハマースによって拘束されています。そしてその人質の解放の名の下にイスラエルは連日ガザ地区の空爆を行い、地上侵攻もしている状況にあります(Al Jazeera 9 Oct 2023 “Israel-Gaza war in maps and charts: Live Tracker”)。
まずは、即時停戦を。そして、長い道のりになるかと思いますが、日本を含む国際社会が協力して、この問題が一日でも早く政治的に解決されることを願っています。
2023年11月7日
文責:高柳瞭太